しまダイアリー

自転車の記録でも残したり残さなかったり

ツール・ド・壱岐島2023 30km U39

お久しぶりです。

まったくブログを書いてなかったですが、無事に大学を卒業し、就職で大分に帰ってきました。

 

今日は6月4日に行われたツール・ド・壱岐島2023の前日からのスケジュール、レースレポートを(スケジュールは自分が次にレースに出る時に忘れないためにも)書こうかなと思います。

 

レース前日の6月3日。もともと1人で大分から自分の車で唐津東港まで行き、チームの人達と合流して行く予定だったのが、家族も旅行で壱岐に行くというので親の車に自転車を積んで唐津東港へ。高速代が浮いたのでラッキー。

 

朝5時前に家を出て、8時前に唐津東港に到着し、チームで合流。チームの方々は自転車のみフェリーに載せる予定だったのですが、自分は家族が車を持っていく予定だったため車に載せたまま行こうと思っていました。

 

ここで失敗1。フェリーは予約していたので車も載せられると思っていたら、3日は予約していない車両はキャンセル待ち。要は予約車が全部乗って載りそうなら載せますよという状態。8時半のフェリーで壱岐に渡ったのですが、結局その便に車は載せられず、親が次の便に変更して行くことに。一応、次の便でも車が無理だったらDNSしようと思ってたのですが、載せられたので幸いでした。

とまあ自分も乗船からその件でバタバタで、特にフェリーを予約して下っていたチームの方には本当にご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。

 

そしてフェリー内で色々な事が落ち着いて失敗2。フェリーは2時間弱で壱岐の印通寺港に到着するのですが、予想以上に揺れる揺れる。しまなみ海道に行った時に別府港から愛媛の八幡浜港に渡るフェリーに乗ったのですが、全く揺れずに酔わなかったので大丈夫と思っていたら、ガッツリ船酔いしました。船内で立ってるだけでもやばかったので、デッキに座って遠くの景色を見てました。

次から酔い止め持参しないとだめですね。それか早く乗って横になるスペースを確保するか。

 

一時はやばかったですが吐くことはなく無事に到着しました。この後は本来の予定ならチームの人達と宿に行き、荷物を下ろして一緒に50km試走に行く予定だったのですが、自分は自転車がないので港で次の便が到着するまで待機でした。

そして10時半に到着してから1時間半後。港周辺を散歩したりしてると次の便が到着。家族とは宿が違い、自分の移動手段が自転車だけなのでまず最初に自転車を下ろしました。

 

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(港から見てた景色)

 

そして急いで荷物を下ろして試走の準備をし、30kmスタート地点である芦辺港へ。そこにイオンがあり、昼食はそこでとる予定だったため10km程度を踏んだり踏まなかったりで走りつつ、絶景を眺める。走ってたら地元の子かな?から「頑張れー!」て言われたので嬉しかったです。

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途中から50kmのコースに出たので看板の指示通りに行くとイオンに到着し、チームの人達と合流。この時に弟も試走に連れていく予定だったので、弟とも合流。昼食、補給食の購入を済ませ、試走開始。

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ぐーかわさんの去年のレース動画である程度どんなコースかイメージはしていたのですが、最初の印象はイメージ通り3ヶ所の登りがきつく、下りが怖かったです。特にゴール前の登りは斜度が予想以上でした。

あと全く練習してない弟が1つ目、2つ目の登りで速い。寺尾が軽く踏んだのにもついて行っててこっちとしては( ゚д゚)はぁ?ですよね。サッカーしてたらやっぱ強くなんのけ?

 

と変なことを考えつつ試走を終え、ゴール地点でエントリーを済ませて宿まで帰り、風呂とストレッチ、夕飯を済ませました。

 

夕飯は本当に豪華で、とても美味しかったです。なんとビンゴ大会も行われ、寺尾とちゃっぴーさんはウニ、自分と栗林君はアワビを追加で食べました。(ちなみに人生初アワビ。)

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夕食後は宿で洗濯していたジャージとインナーを干し、ボトルを軽くすすいで22時前には寝ました。(寝落ちしました)

 

そして6月4日。6時起床、6時半朝食の予定が寺尾の朝食行くぞーの声で完全起床。微妙に頭痛もしてて疲れも取れてない感じ。ガーミンウォッチのボディバッテリーも就寝前5に対して起床時55。睡眠の質もいつも以上にクソ。普段でも1時間程度は深くなります。それでも質は良くないですが。

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朝食は写真を撮ってないですが、朝食も豪華でした。出勤時におにぎり1個しか食べていない自分からしたら腹に入るか不安な量。頑張って食べました。

 

そしてジャージにゼッケンをつけ、日焼け止めを塗って8時に宿を出発。今回は30kmに出るチームメンバーはu19で栗林君、u39で自分と寺尾、前田さん。このメンバーで、途中踏んで刺激を入れつつ芦辺港へ向かいました。

到着したら出走サインをしてゴールに送る荷物を預け、50kmの通過を見届け、9:45にex30スタート。

 

今回の作戦は何も考えてないです。とりあえず落車せずに帰って仕事に支障が出なければいいや程度。あとは流れに任せて、寺尾と栗林君について行こうくらいでした。

 

スタート後、最初は平坦ですが、全くペースが上がらない。集団半ばで100wも出てないか、出ても3秒程度250wくらい。

少しして寺尾が前に上がったので一緒に前に上がり、ローテを回してペースアップを図りました。よく覚えていませんが、前を牽いたときは300~330wだったと思います。しかし集団は全く減らずにそのまま1つ目の登りへ。

 

1つ目の登りは倉元建設の登り。10km付近にある登坂です。ストラバのセグメントだと2分39秒平均315wみたいですが、350~450wの間で踏んでた部分もありました。登りきる直前あたりで集団からちぎれていく人達に阻まれて上がれず、集団に戻るために380w前後で踏んでました。

 

その後の下りは怖かったので車間開けめにして安全第一で下り、少し脚を使って平坦の右コーナー付近で集団に復帰。集団がペースアップしてなくて良かったです。倉元建設~ここで大多数がちぎれて行ってました。

 

そして2つ目の登りは猿岩の登り。17km付近にある登坂で、個人的には1番嫌いだけど他の人よりは対策してるかも?くらいな坂です。というのも、霊山寺へ登る道を登ってるので、クライマーを除く他の人よりは登れるんじゃないかと。

 

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(これは壁です)

 

ストラバのセグメントだと2分17秒365wですが、登り始めで480w程度、その後350~400wで少し集団が緩んだ時に270~300w、登りきり直前でまた480w弱みたいな感じでした。まあきつい。

しかし、この時に踏むのではなく上死点付近からペダルをスライドさせて回すことを意識していたので、パワーの割には楽でした。あとはここでちぎれたら間違いなく表彰は消えると思って気力で登ってました。

 

そして猿岩の後に下りからの登り区間があるのですが、そこでまた軽く引き離されかけていたので頑張って集団まで戻りました。

 

その後は道幅が狭いアップダウン区間へ突入。この区間は全部が怖かったので集団後方で脚を休めつつ安全にコーナリング、登りは短いから勢いのまま行っていたのですが、集団前方が速くて離され、そのまま集団からドロップ。

その後のコンクリ坂はとりあえず脚が終わらない300~330wで登り、同じく下りでちぎれた人達と合流して下り、平坦区間はローテで少しでもペースアップ。

 

そしてゴール前の2段坂。もう脚はないけど、とにかく1人でも多く抜かしてゴールしようと頑張ってゴール。

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結果はトップから48秒遅れの45分9秒で総合だと13or14位(同タイムの方がいたため)、u39だと3位。

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平均スピードは35.4km/h、平均パワーは207w、NP256wでした。

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ちなみに総合でトップは栗林君、3位は寺尾(u39で1位)でとても嬉しかったです!

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表彰式のあとは集合写真をパシャリ。f:id:shimada_1004:20230605234534j:image

そして宿でシャワーを浴びて荷物を持ってフェリーに乗船。帰りは寝られるスペースを確保して下さっていたので1時間程度爆睡し、気づいたら唐津東港まで到着。その後親の運転で大分まで帰りました。

 

初めての壱岐で、コースには怖い所もあったのですが、西都原以降卒論で全く乗れず、3月から練習した結果としては悪くはないと思います。しかも1ヶ月で3kgくらい落として調子が少し悪くなり、疲労も抜けなくなってきて、直前の1週間はほとんど乗っていない状況にしては良い結果だと思います。

最後まで集団について行けなかったのは悔しいですが、退社後にズイフトや実走でのトレーニングをしてもっと強くなろうと思います。

あとは人と自転車乗るとやはり楽しい!これを改めて感じました。

 

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壱岐の人達がみんな温かい人だったし、環境も凄く良かったのでまた来年も出たいです。では👋